まあ心臓の手術をした時も、《もう目覚めることはないかもなー》と覚悟してましたし、これまでも好き勝手生きてきて後悔もないので、特に不安もないのですが、残される家族や作品を楽しみにして下さっている方たち、やり残した仕事の事を考えると、もう少し踏ん張らねばとは思っています。

さて、いきなり暗い出だしで申し訳ありません😓　まあそんなわけで、体調不良で横になっていることも増え、すると過去のことなどをよく思い出すので、今年でデビュー25周年でもありますし、誰も興味ないことを承知でエロ漫画家人生を振り返ってみようと思い立ちました。

たらたら長文を書いても読んでいただけないでしょうから、結構よく聞かれる質問を含めてQ＆A形式で書かせていただきますね。

Q１　なぜエロ漫画家になったか→　その辺はブログ左側のカテゴリー欄のアシスタント時代のところに詳しく描いてありますので、気になる方は読んでいただけましたら。

Q2　親兄弟や友人知人は知っているのか→　親兄弟には伝えてません。まあ薄々は気付いていると思いますが、あえて聞かずにいてくれてます。僕の友人知人で僕がエロ漫画家であることを知っているのは、子供のころからの親友2人と、デビュー前から付き合いのあるコンビニのバイト仲間、この業界の関係者、草野球仲間、デビュー当時からのファンの一部の方くらいでしょうか…

Q３　実体験を描いているのか　→　全くなくは無いですが、ほぼフィクションです。

Q４　描いていて自分で興奮しないのか　→　デビュー後、最初の3ヶ月ほどまでは大変でしたが、慣れてしまって今は全く・・・

Q５　女性に引かれないか　→　僕も最初はそう思ってましたが、エロ漫画家も半分近くは女性ですし、一般女性も意外と寛容な方が多かったです。　デビュー当時はコンビニのバイトとの掛け持ちで、僕の一人暮らしの部屋はバイト仲間のたまり場になってましたが、女の子たちも勝手に入って来て（時には一人で）、どてら着てエロ漫画描いている隣でテレビ見ながら菓子食ったり、世間話したりしてましたからね…まあ、男としては全く意識されてませんでしたが😭　中には「彼氏と読むからエロ本頂戴」って資料用に出版社からもらったエロ本大量に持ってく子もいるくらいでした😅　

Q6　将来への不安はなかったか　→　もちろんありましたし、デビュー後2年くらいはバイトも続けてました。仕事が安定してきたのはデビュー5年目くらいからでしょうか・・・？今ももちろん不安はあります💦

Q7　収入は？　→デビューが遅かったので、20代後半までは年収120万くらいのもんでしたが、仕事が安定して入るようになってからは、同年代の普通のサラリーマンよりは多くもらっていると思います…

Q8　漫画家になってよかったことは？　→　人望の厚かった深紫‘７２先生と友人になれたことで、エロ・一般関係なく色々な漫画家さんとお会いできました。　

Q9　影響を受けた漫画家さんは？　→　デビュー当時のエロ漫画家業界では（といっても僕の観測範囲内ですが）大暮維人先生やうたたねひろゆき先生が凄い人気で、構図やメリハリのある美しい線に憧れましたが、全くモノにならなかったので、あきらめて独自路線を歩むことに・・・　

Q10　影響を受けた漫画は？　色々ありますが、漫画の内容は流行りを追わず、逆に古い劇画エロ漫画系の作品を参考にしてました。　そっち系は凌辱モノ・寝取られモノ系が多く、結果としてそのNTRモノというジャンルが出来た時、僕の作品群が評価されたので、結果論ですが結果先見の明があったかなと😁

思いつくのはこの辺ですので、もし他の質問等あればXかここのコメント欄にご質問くださいねー。

ちょうど原稿も上がって多少ゆとりがありますので、どんな質問でも答えられる範囲でお答えします。