牝犬女の躾け方 解説

    コミックのあとがきに書くと書いておいてほったらかしの詳しい解説ですが、発売後子供が産まれたり、溜まった仕事を片付けてたりで中々時間が取れずすっかり遅くなってしまいました。
    あれを見てここを覗いてくださった方申し訳ありません。

    ただ、自分の作品の解説などというものは、自画自賛か言い訳かのどちらかになりがちで、ご多分に漏れず以下もそうなりそうですので、それでも読んでやろうという奇特な方以外は読まない方が・・・(笑)

    さて、コミック 牝犬女の躾け方 をお買い上げくださった皆様、本当にありがとうございます。

    僕の初の長期連載作品のコミック化ということで、なんと2冊にまたがっての刊行になりましたが、いかがでしたでしょうか・・・?
    早速メールやコメント欄で感想を下さった方が何人かおられ、ありがたい限りです。

    僕が思っていた以上に温かい反応が多く、正直金返せと罵詈雑言浴びせられる覚悟でしたので、ホッとしました。
    なにせ5年近く前の作品で、絵も酷く、コミック化に際して行う修正作業をしていても、全部直したくなってくる出来・・・ 
    更に連載当時も、1冊目辺りで大体やりきった感があったのに、もう少し面白くできるのでは・・・とズルズル続けてしまい、最後のほうはもはやストーリーがカオス状態に。
    どうやって終わらせたものかと編集さんと悩みに悩んであの酷い最終回・・・。
    (雑誌掲載時の最終回で、コミックのものとは違います。)
    正直全話をコミックで出すのがはばかられてました。

    せめてあの最終回だけは変えたいとずっと思っていて、携帯コミック化されたときに一度、さらに今回のコミック化で2度目の最終回変更、計3つの最終回がある作品になってしまいました(笑)

    コミックの最終回に関しては、否定的な意見はもちろんあると思います。

    では何故ああいうオチにしたかと申しますと、身も蓋もない言い方ですが、当たり障りのないオチが一番いい と、思ったからです。

    と言いますのも、掲載されていた雑誌がグラビアメインの雑誌で、読者層が大体20代後半から50代位までの漫画もさほど読まないだろうオジサマが中心なので、内容的にHシーン多めの陵辱系の受けが良く、そのような連載を続けていたわけですが、雑誌掲載時はその流れのままに最終回も突拍子もない救いのないオチになってしまいました。

    でもコミックになると読者層が当然違ってきます。
    僕の経験上、コミックを買って下さる層はあまり突拍子のない救いのないオチは好まない傾向にあると思っていて(もちろん僕の漫画の場合はですが)よほど大団円で終われる場合を除いては、なにかモヤモヤは残ったとしてもまあある程度救いのある感じで終わったほうがウケがいいのです。

    エロ漫画は、目的がアレなので、気に入ったシチュエーションやシーンがあればそれ目的で再度読み返すこともあると思いますが、オチがあまりに酷いとさすがに読み返す気がなくなったりすると思うわけです。

    実際過去の僕の作品でも売れたコミック売れなかったコミックで、はっきりその傾向が出ています。

    商業誌でやる以上は、最大公約数を取り込む必要がありますので、ああいうオチにしたわけです。
    色々ご意見いただきましたが、そういうわけですのでご容赦ください(汗)

    さて、実はまた再来月(9月17日)にエンジェル出版から、コミック‘M女コレクション’がでます。
    こちらの作品はまさにその最大公約数を狙いに狙った作品になってますので、どういう意図で僕がこの作品を書いたか推理しながら読んでいただくのも一興かと思います(笑)

    1年で3冊は初めてなので、売れるか心配ですが皆様よろしくお願いいたします。
















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    皆様コメントありがとうございます。

    さる様
    最終回についてですが、さるさん仰るとおり現実問題として捉えるなら当然そう言ったご意見になると思いますし、もちろん書いていて分かってはいたのですが、まあフィクションだし・・・という甘えがありました。
    作者としては、漫画的ですが桐生財閥は強大な力をもっていて、全てをお金と圧力でもみ消したイメージなのですが、そこを細かく書くと益々野暮になると思ってやめました。 
    ともかくストーリーがあそこまで混沌として収拾つかなくなる前にやめておくべきだったと反省してます。

    後、DVDに関してですが、こちらについても作者にはなんの決定権もなく、DVDの制作会社から‘この原作で作りたい’というオファーが編集部にあって初めて作者に降りてくる話なので、それがない現状では如何ともしがたいです(涙)
    今後そういう話がいただけるような作品を頑張って作りたいですね。

    サトウ様

    そうなんです。ちょっと前に産まれました。
    毎日二人の子供相手にてんやわんやしてます。
    (サトウさんのご苦労に比べればなんでもないですが。)
     同人誌は、一緒に入れようと思ったのですが、実は家にも一刷もなく、みんな売ったりあげたりしてしまってました。
    自分のコミックすら何作か持ってないのがある有様なので、すみません。

    マサトさま

    いつも面白い妄想ありがとうございます。
    今回のも面白いですが、ちょっとっ前の催眠コスプレものが面白かったので、あのへんを何編かあわせて短編つくれたら良いのができそうですが(笑)
    チャンスがあったら使わせてくださいね。

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    お子さん産まれたのですか?

    赤ちゃん産まれたのですか?おめでとうございます。しかし、星野先生の同人誌も欲しいけど、中々売ってないかな?所で同人誌は出さないのですか?すいません忙しいのに、余計なこと書いてしまいました。それじゃ、お休みなさい。

    9月に新刊出るんですか。

    牡犬女の躾け方画も良かったです。マー終わりは後味悪いよりはよいです。星野先生の漫画は先生の方が合ってますね。しかし、エンジェルシール集め直しです。他の終わり方も見たいですね。9月の新刊楽しみにしてます。お菓子は皆で頂きました。美味しいかったです。今、本集めてます。お体に気を付けて下さいね。

    ご返事ありがとうございます

    星野先生ご返事ありがとうございます。やはり、原作は難しいですか。紹介するのを忘れていましたが、これも、巽飛呂彦先生の7年前の作品で「二人の隣人・若妻と女子高生」(フランス書院)は最も星野先生に合う作品で、主人公の男子高校生が隣りに住む主人公を弟みたいに可愛いがる若妻(夫婦はセックスレス)を陵辱同然に関係を結び、結んから若妻にハイパンするは、素っ裸にして首輪をつけて近所に徘徊するは、旦那が病院に入院している病室に関係を結ぶは、主人公の幼なじみの美人女子高生スイマーが嫉妬して主人公に処女を捧げはと星野先生が最も味が出る作品がありこれを原作で書けば話題性十分だけど無理ですね。

    M女コレクション

    牝犬女の躾け方は、前にも書きましたがあまりも現実離れし過ぎで、引いてしまった。無難と言われましたが、宮本光一にフラッシュバック等の後遺症があり、病院に入院すとなると高額慰謝料が発生、学校存続は話に無理がありすぎで、桐生絵理香が教師復帰なんて言語道断。この話なら、まどか先生が資産家の娘(学校理事長の娘)美人でスタイルバツグン、頭もよく、なんでも揃い過ぎで恋人ナシで宮本光一等と絡める方が面白い。(桐生絵理香はいらない)M女コレクションの方が私としては、遥かに面白いのでコミックを買うます。誘惑の年上アパート、M女コレクションはDVDを発売してもストーリーがシッカリしているから売れと思います。