NHK伏魔殿

    僕が最も敬愛する作家、筒井康隆大先生の作品に公共伏魔殿というのがあります。

    公共放送の受信料を払う気のない主人公が、集金人を何とか追い返すものの、その後仕事で行った公共放送本社で恐ろしい内情を垣間見て驚愕し、次に来た集金人にはあっさりと金を渡す・・・といった内容の短編小説です。

    僕が書くと全く面白くなさそうに思われるかもしれませんが、実際には30年以上前の作品にも関わらず、今でも全く色あせず非常に面白い作品です。

    さて、突然こんなことを書き始めたのには理由がありまして、つい最近この小説を思い出す出来事があったからなんです。

    事の起こりは2年ほど前、NHKの集金人が現れたのが始まりでした。

    受信料は払っていたので何事かと思うと、なんとBSの視聴料を払えと言うんです。
    うちには受信アンテナもなく、ケーブルも引いていないので、見えないというと、゜おたくのマンションのアンテナだと見れるんだ’というじゃありませんか。

    彼の言うとおりリモコンの上部CAVというボタンを押し14.15チャンネルをを選択すると、アナログ波で非常に映りは悪いものの確かに見えました。

    初めて知りましたが、映る以上仕方ありません。多少居丈高な彼の態度に腹は立ったものの払うことにしました。

    ただ彼が言うには、アナログでは見えるが、地デジに完全移行後は見えなくなるので、その際はNHKに連絡して解約するようにとのことでした。

    で、最近になってそのことを思い出し、NHkに電話することにしたんです。

    まず、電話するとやはりなかなかつながらない。自動案内ではPCでも解約できるというので、HPをみてみたもののどこから解約フォームに行けるのかがさっぱりわからない。

    こうなったらと、意地になって電話をかけ続けるとようやくつながりました。

    それで、ここまでに経緯を話し、解約をお願いしたんですが、電話にでた女性の態度といったら、まあ正に慇懃無礼そのもの。挙句、‘地デジ化したら見えなくなるなんてちょっと考えられないので、ちゃんとマンションの管理会社等に確認して再度電話なりしろ’とのこと。

    こちらが、別に無礼な態度をとったわけではないのにこの対応。
    しかもおたくの仲間が言ったとおりに電話してるっていうのにですよ?まあ、久々に腹が立ちました。

    そのまま家を飛び出、管理人さんにアンテナの確認をし、再度電話をかけるとまた同じ女が。

    また1から経緯を話し直し、管理人に確認もとったことを伝えると、‘なんだ、初めからそうわかり易くいってくれたら良かったのに’といった感じで、ようやく解約の手続きをすると言ってきました。

    (お前が最初からこっちを疑って碌に話聞かなかったんじゃないか!!)

    正直電話を叩ききってやりたい気分でしたが、先に切られてしまい万事休す。さすが伏魔殿の対応です。

    まあ、色々イチャモンを付ける輩も多いでしょうし、ああいう態度になるのもわからないじゃないですが、こちらは一応お客さんなんですから、あれはないと思います。

    愛されるNHKにはほど遠い・・・そう実感したできごとでした・・・・



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