人妻管理人響子8の批評・批判への回答と解説です。

    漫画のヒロインというのは、現実世界の女性よりよりも遥かに処女性が求められる存在で、最近は益々その傾向が強まっている気がします。(かりかのや、ひげひろのようなアンチテーゼ的な作品もありますが)

    特に恋愛漫画でヒロインが非処女なんて言うのは、今も昔も珍しく、そういう意味で非処女が決定的な状況で登場した音無響子という存在は、あの当時でも結構衝撃的でした。

    そもそも、薄汚いボロアパートに住む浪人男の前に、美女の未亡人が現れるなんていう、当時流行っていた(?)日活ロマンポルノにありそうなエロい状況設定、作者の高橋先生が青年誌でやるにあたって狙って作ったに違いなく、

    そのポルノ的な状況設定の中で逆に純愛をやるっていうのが、天才的な発想なわけです。

    ・・・で、非才な身としては、そのエロい設定だけを生かした日活ロマンポルノ的な作品を描いたら面白いなと思って、このシリーズを安直にも始めてしまったのでありますが・・・
    (つまり、このシリーズに出てくる響子さんは、いうなればこのポルノ的世界のために生まれた存在で、原作とは似て非なるもの(でも全く違うというわけでもない)というパラレルワールドとして捉えていただければと、勝手に思っている次第です。)

    で、処女性の話に戻るのですが、このシリーズを読んでくださっている方の中には、原作が好きで、そのキャラクターへの強い思いから、《こんな響子さん、全然キャラが違う!》と思われる方が少なからずいらっしゃいます。

    まあ、身もふたもなく言わせていただければ、先に書きました通り、《別の世界線に生まれた別の響子さんのつもりで描いてますので・・・》という事になってしまいますが、ただ私自身は、オリジナルキャラの性格から考えてありえない状態を描いているとは思ってません。

    というか、原作の響子さんは一本筋の通った凛々しい女性ではありますが、反面流されやすく、スキンシップに弱く、思い込みも激しい部分も持ち合わせている、危なっかしい女性でもあります。(相反するようですが、全然両立しえます)

    そんな響子さんが、あれだけ色々と酷い目にあわされれば、自己防衛と家族の平和のためにああなることは十分あり得ると思って描いてます。
    (そもそも、薬を盛られて犯され、脱糞シーンまでビデオにとられ、無理やり4Pさせられ、それでもまだ抵抗できるキャラだと思うのは、流石にヒロインの美化のし過ぎなのでは・・・)

    また、今回の制服を着せてのプレイで、‛若い男がそんなオッサンみたいな真似させるわけがない’的な意見も散見されました。

    反論というわけではないですが、別に若い子でも普通に制服フェチはいますし、そもそも私は読者層を同年代くらいの人と思って描いてますので、多少設定に無理があっても、その辺の方たちに喜んでいただけるなら当然描きます。

    ですが、今回五日市が制服プレイをさせた理由は、コスプレを楽しみたかったからではなく、響子を辱めて更に追い詰めるための策略の一環です。五日市の行動原理は常にそこにあります。
    制服を着た響子を犯すことで、過去の響子すら汚して、すべて自分のものにしてしまおうと考えているわけです。

    そこをわかっていただけないのは、私の力(表現力)不足ですね…

    あと、びっくりしたのが、《話が全然進んでいない》という意見が結構あったことです。

    私の漫画をストーリー漫画として読んでくださっている方がいたことに、少し感動すらしてます。

    ですが私は‛エロ漫画’をかいてるつもりでして、正直ストーリーはエロシーンを盛り上げるためのものでしかないと思ってます。
    そして、人妻管理人響子7・8・9はまさにそのメインディッシュのつもりで描いています。

    ここで問題なのは、今まで商業誌などではヒロインが‛堕ちる’過程までを描いて、堕ちてしまえばそこでENDだったものを、
    この人妻管理人響子シリーズでは、堕ち切ったところからがメインディッシュになっているところです。

    元々そこまで描き切りたいと思って始めたシリーズですので、堕ちるところまでは響子さんもそれなりに抵抗してますが、
    堕ち切ってしまうと、とたんにキャラが崩壊して、ただの‛ビッチ’になってしまったと感じる人が多い事(この辺が記事の最初の方に出てきたヒロインの処女性の問題ともリンクしますが)もある程度想定していましたし、ここから決定的に好みがわかれるというのもわかっていました。

    私としては、これだけ長く描いてきて、いつもと同じ展開では描いた意味がありませんし、《堕ち切った女性のいやらしさ》にこのシリーズで目覚めてくれる人が少しでもいれば、今後の表現の幅も広がりますし、描いた意味もあるかなと思ってます。

    現在、ANGEL倶楽部の原稿が上がって少しハイになってますので、長文なうえに言い訳ばかりになってしまいましたがご容赦を…
































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    No title

    同人誌ってもともとそういうものじゃん!!
    って思いました笑

    批判(?)ってなんか心にめっちゃきますよね

    でも、先生は素晴らしい作品を作り続けてるから心配せずに自分が描きたいものを描いてください!コメントとか初めてだけど(たぶん)、声に出さない支援者がたくさんいると思いますよー!

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    謝る必要ない流されず好きに描いて欲しい
    あなたの作品はどれも素晴らしいので

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