催眠モノ

    来月発売の雑誌で、催眠モノの漫画書くことになったんですが、結構悩んでしまいました。

    好きなジャンルなので、やりがいはあるんですけど、催眠モノは、催眠術をかけるまでの過程にある程度リアリティがないと、ただの超能力もののようにファンタジー色が強くなってしまいますし、かと言ってウンチクを長々と書いたり、催眠導入のシーンを長々と書いても興味ない人には読んでもらえません。

    結果どうしても中途半端になり、微妙な作品が出来上がってしまうわけです。

    今回はそうならないよう頑張ったつもりですが、ネームを見返すとこれで良いのか悪いのか、自分でもよくわかりません・・・

    発売前にはお知らせさせていただきますので、読んでくださった方、是非感想をお聞かせください。

    人妻家庭教師理央

    去年の9月頃の記事で、この作品の構想中の記事を書きました。

    ああ言った俺的マンガ論は、自己満足なだけな上に反感を買いやすいので、書かなきゃ良かったと今では反省してます・・・

    で、その記事の中で、〈今回の作品は、今までの経験を生かし受ける要素を盛り込んだので、絶対に人気を取れる〉的な大言壮語してしまったわけですが、あれから半年以上経ち、3話目まで連載が進んだ現状をお知らせしますと、

    ‘予定とは大分違う’といった感じです・・・(涙)

    初回は、巻頭カラーに近いあつかいの上24Pもいただいたのに、アンケートは3位。
    まあ、3位ならさほど悪くないとおもうのですが、前までの2作品が大体1位とれていたので、編集長から慌てて電話掛かってきました(笑)

    その後2話目が5位、3話目は少し持ち直して2位ときています。

    結局調子に乗ってたんですね。本来なら1・2話は合わせて1話分程度の内容ですが、キャラをしっかり立てたかったので、分けたのがいけませんでした・・・2話目なんて、成年マーク付きの雑誌で挿入シーンなしですからね。
    人気取れないわけです。

    ただ、しっかりHシーンを描いた3話目は順位上がっているので、読者から見棄てられてはいなそうで安心しました。
    やはり、しっかりキャラを立てて徐々にストーリーを展開して行くというやりかたは、成年マーク付きの雑誌では難しいのかもしれません。(僕に限ってのことですが)

    今後の展開も、当初の予定通りいっていいものか悩んでます。まあアンケート次第といったところでしょうか。

    ただ、作品自体はとても気に入っているので、今後も気合いれて作画します。

    皆さんにも厳しいご意見等いただけると嬉しいです。

    コミック牝妻

    AMAZONのアダルトコミック ランキングを見ると、発売から1月以上経つのに、今だ50位以内をキープしてます。連載中人気のあったM女コレクションは、早々に100位圏外に去ったのに、本当にコミックでは何が売れるかわからないものです・・・ 

    発売前、あまり積極的に宣伝しなかったのは、5年も前の作品な上、まだアシさんも雇わず、月に3本近くこなしていた頃で、絵も荒く仕上げも雑で、とても自信をもって発売できる作品ではなかったからです。

    更に言えば、当時他社でやっていた作品も混じっていて、内容が酷似した作品が、同じコミックに収録されることになってしまったんです(汗)

    書いていたときは、『あれ?こんな話前にも書いたぞ!?』なんて思っても、『まあ他社だからいいか・・・』などと甘い事を考えていたので、罰があたったのかもしれません。

    まあそんな理由もあって、正直今回の結果は複雑な気持ちです。

    今は作画に当時の2倍近く時間をかけている上、アシさんも背景・仕上げ共にウチでやってもらうにはもったいないほどの実力者ぞろいなので、絵のクオリティーは確実に上がっていると思うんですが、そうなると、あまり絵は関係ないのか、それとも内容自体がああいう陵辱系の方が受けるのか・・・

    今年もまだまだ色々と悩みそうです・・・





    時間が欲しい・・・

    皆様ご無沙汰しております。

    今月末に2人目の子どもの出産を控え、嫁さんへのケアと子どもの相手、仕事もなるべく速く進めておかなくてはならないので、正直まともに寝る暇さえありません(涙)

    これで二人目が生まれたらいったいどうなることやら。恐ろしい・・・

    まあでも子どもに囲まれる生活に憧れていましたし、実際子どもは可愛くて仕方が無いのでありがたいことではありますが。

    しかし今後東京で子育てしていくのは放射能の問題もあり心配です。

    小耳に挟んだところでは、知っている漫画家さんの何人かがすでに東京を離れており、中には家を売って西に行かれた方も・・・
    周りの友人・編集さんの中にも放射能の危険を感じている方が多く、しかもその殆どが理性的で優秀な方が多いので、影響の大きい小さな子どもを抱える身としては不安が大きいです。

    でもまあここで生きていくことは決めていますし、運を天に任せるしかなさそうです。